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秋葉山/表参道往復

秋葉神社下社入口

秋葉山に来たのだから、表参道駐車場へ駐車する前に、この下社へも寄ってみましょう。
秋葉神社下社・秋葉寺三尺坊・秋葉神社上社と、盛んだった頃の秋葉信仰を偲びながらの山旅もいいものです。


9:40 秋葉山表参道駐車場出発

下社入口から歩いても数分です。駐車できる台数も多く、トイレもあります。
無料駐車場のようです。

しっかり身支度を整え、車内に忘れ物をしないようにしましょう。忘れやすいのがコンビニで買った弁当などです。それから、貴重品は必ず持って行きましょう。
「経験者は語る。」でした。

9:45 九里橋から表参道を歩き始める。

左は、表参道の起点。九里橋。
浜松宿より九里。
掛川宿より九里。と、書かれた立て札がありました。これが、橋の名のいわれでしょうか。
ここは海抜100m。頂上までの標高差は785m。足し算すると、頂上は標高885mとなります。


右は、九里橋から歩き始めた地点で石畳の参道とその横を流れる水路がいい雰囲気を醸し出しています。


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10:07 もみじ茶屋跡 海抜318m。 十三丁。

秋葉神社表参道、そして東海自然歩道という条件のために、多くの案内板がありますから安心して歩くことができます。
この場所には、ベンチがありました。

秋葉信仰が盛んで、上社への自動車道がない頃はこの参道を多くの人が歩いたのですね。多くの茶屋跡や大祭時に全国から集まった博徒の賭場跡がありました。


10:20 十八丁茶屋跡(栗田宅)

昔は、栗田さんというお宅がここにあり、茶店を出していたのでしょうか。昭和18年の大火の時に焼失したようです。
ベンチはありませんが、平坦で広く、大パーティーの休憩にはいい場所ですね。

表参道は、このように明瞭でしっかり整備されていますから、ガスが出ても安心です。


参道に敷いてある木には、靴を乗せないようにしましょう。特に、木が濡れているときは、滑って危険です。


10:45 海抜580m地点


このルート中、休憩に最も良い場所です。
この鉄塔の下には、多くの百合が咲いていました。
ウグイスの声もよく耳にしました。



11:05 秋葉寺三尺坊

天狗の住む山。秋葉山。天狗の名前は三尺坊。

この秋葉寺(しゅうようじ)には、関係者が常駐しているようです。
いざというときには安心です。

自動販売機・清潔なトイレあります。

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随神門。頂上の秋葉神社はもうすぐそこです。


昭和18年の大火時に焼失を免れた歴史ある山門です。山頂まで車で来た人もこの門だけは見学しましょう。

11:30 頂上/秋葉神社上社

頂上にある秋葉神社上社。天気が良ければ、遠州平野が一望です。
ここにはトイレ・食堂・売店などもあり、現実の世界に引き戻されるのです。

秋葉山は、私が山登りをするきっかけとなった山です。
山登り未経験の方でも、この表参道往復コースなら、一人でも安心して歩くことができます。

バス利用で、多少の経験ある方は、頂上から裏参道(東海自然歩道)を利用して秋葉ダムへ下山するのもいいでしょう。

この地域が掲載されている東海自然歩道の地図を購入されるのがいいですね。

この山は、歴史ある山ですから、登る前にホームページなどで予習をしてから登ると、さらに、心に残る山旅となるでしょう。
時間と心に余裕を持って登ってくださいね。

秋葉三尺坊大権現

静 岡 県 春 野 町

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