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ハイキングで着る服は、季節、天候により変化しますが、原則として重ね着が簡単で、服の前や袖口が開き、温度調節のしやすい服が理想です。 ハイキング用の服は、場合により命に関わることもあるので、よく考えて作られていて、丈夫で長持ちします。そして、着るたびに愛着が湧き、ボロボロになるまで捨てられません。 ですから、買うときは多少値段が高くても良いもの、気に入ったものを買うようにした方がいいでしょう。特に靴などは革製のいいものを買えば 靴底が磨り減っても張り替える事ができますから一生使えるでしょう。お金をかける優先順位の高い物は、靴と肌に直接触れる下着、Tシャツとレインウエアです。 素材については、新しくていい物が出現しています。店員さんによく相談して購入しましょう。 |
靴 |
靴底が厚く、捻挫防止のためくるぶしまであるトレッキングシューズ。 長く使うのなら、靴底の張り替える事のできる革製軽登山靴がお薦め。 なお、革靴がひどく汚れたときは、皮革用ソープで洗い防水ワックスを塗り、風通しの良いところに保管する。 |
靴 下 | ウール製品などの厚手の靴下を1〜2枚着用。 |
下 着 Tシャツ |
コットンは盛夏を別にして厳禁。オーロン、クロロファイバーなどの新素材製品がお薦め。Tシャツは盛夏は半袖でもよいが、枝や葉から腕を保護し、日焼け防止のために原則としては長袖を着用。 気温の高い季節はオーロン製品が肌触りがよく快適。しかし、気温の低くなる季節はクロロファイバー、ポリプロピレン製品などが暖かい。 それら新素材は、汗を素早く外に放出するので乾きが速く、発汗後に風に吹かれても寒く感じることが少なく快適。 |
シャツ | 定番のチェックのシャツ。素材は夏はオーロン、春秋はウールが快適。 |
ズボン |
伸縮性があり歩きやすいズボンを着用。春秋はウール製品が快適。 盛夏でも足の保護、日焼け防止のため半ズボンはお薦めできない。 |
セーター | 季節により、ベスト、薄手、厚手を選択。素材はフリースが軽く、濡れてもすぐ乾き、暖かいのでお薦め。 |
帽 子 | 夏はコットンの帽子。春秋は、行動中は夏用の帽子でよいが、ウール又は新素材で耳が覆える帽子をザックに入れておき、休憩中に着用すると暖かい。 |
レインウエア |
雨の心配のない日でも必携。防風着としても大活躍。雨は通さず汗による蒸れを最小限に防ぐゴアテックス製品が快適。 なお、ゴアテックスなどの素材は汚れても水洗いぐらいにしておくこと。 洗剤で洗うと、防水性を損なう。 |
手 袋 | 盛夏でも軍手は必携。春秋はウール又は新素材の手袋。 |
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